2016年10月6日木曜日

芸術の秋

今日は!!
アシスタントアドバイザーの山本領子です。


10月に入り、いよいよ秋という感じの季節になってきましたね。(気温は暑いけど…)
コンビニやお店にも秋らしい商品が多数並んでいるのを良く目にします。

秋といえば、読書、スポーツ、食欲などなどたくさんありますが、今回私は「芸術の秋」というトピックで話をしたいと思います♪


突然ですが、皆さんどんな曲を聴きますか?
ロック、邦楽、洋楽、ポップスなどなど色々ありますよね。

クラシックは聴きますか?きっと音楽系部活に入っていたり、楽器を習っていないとあまり縁がないのかなと思います。

ですが!!実はクラシックと受験は意外にも繋がっているんです。というよりも、クラシックを聴くことが受験にプラスになることがあるといった感じでしょうか。

私は中高一貫校で、オーケストラの部活に所属していました。クラシックバレエやピアノを習っていたこともあり、クラシックを普段から好んで聴く趣味がありました。
絶対音感ほどまではいかないですが、音程が合っていないとか、アンサンブルのバランスが悪いとかはすぐに言えるくらいの耳は育っていたと思います。
そのお蔭か、部活に所属している間のリスニングの点数は安定して高い点数をキープできていました。ディクテーションも苦も無く出来るくらいの実力はありました。

しかし、部活を引退して、クラシックではなくJ-POPを聴くようになり、そのころから自分のリスニング力に不安を感じるようになりました。そして不安は的中し、点数が安定しなくなりました。
別にリスニングの練習を怠っているわけでもないのにこの英語が前のように耳から入り込んでくる感覚がなくなったのはなぜだろうと思って、調べてみました。

その結果分かったことは、英語と日本語の周波数が異なるということです。
日本人が英語を聞き取りにくいと感じるのは、母語の日本語と使っている周波数が違うからということなのです。
そして英語の周波数は、丁度バイオリンが鳴らす高音の周波数と似ているという事実も判明しました!!!
毎日のようにクラシックを聴き、凄く高い音から凄く低い音を常に聴き、微妙な音程の差を聴き取っていた私は、自然と英語を聞き取りやすい環境にいたということです。

その日から休憩時に聞く曲を、J-POPからクラシックに変更しました。
久しぶりに聴いたクラシックからは、この時英語が耳に入ってこない違和感と同じものを感じました。
そしてクラシックに変更してからはまたリスニングが安定するようになりました。

どうでしょう。少し興味深い話だと思いませんか?
普段から英語を聞くこと、ディクテーションが練習になる、とよく言われますが、それでは疲れてしまいませんか?
ドラマや映画で使われたことのあるような親しみやすいクラシックを普段聴く曲のレパートリーに加えてみるのも面白いかもしれないですね!!




河合塾マナビス戸塚校
アシスタントアドバイザー
山本領子